電奏楽団 天門ぶろぐ

アニメやゲームの曲を作っている天門の個人ブログです

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回顧録(11)  オタクの群像(5)

そういえばもうひとつ、私達のたむろする
場所として図書室がありました。

そんな頻繁には出入りしてませんでしたが
漫画とか一切無い図書室にたむろしていたのは
そこに一冊のノートがあったからなんです。

それは、私達よりもかなり先輩の人たちが
思い思いにイラストなどを描いた
「雑記帳」と呼ばれたノートでした。

「宇宙戦艦ヤマト」のイラストなどがあって、
先輩の先輩、そのまた先輩、など、
当たり前と言えば当たり前でしょうけど
それぞれの年代ごとにオタク文化の人たちがいたんですね。


私達はもう三年生になっていて、卒業が近くなってきており、
そんな「雑記帳」を自分達でもやろう、という事で、
たまに図書室に集まってはだらだら過ごしながら
自由にノートに書き込んでいたんです。


するとある時、「雑記帳」に私達以外の書き込みがありました。

学年とクラスは不明ながら女の子による書き込みで
私達は色めき立ちました(笑)

そのうち、その女の子がリレー小説を提案して来たりして
お互いの顔も知らない交流がしばらく続いたと思います。


そんなある時、どういう経緯か忘れたんですけど・・・
いや、どちらかが雑記帳に「一度話しませんか」って
書いたんだっけかな・・・?

その図書室で、書き込みの女の子と話す機会が設けられました。
あまり私達と接点の無い学科の後輩で、
細身でなかなか可愛らしい子だった記憶があります。

いつも豪快にオタクネタのユーモアを飛ばす
部長もさすがにちょっと大人しかった(笑)

そして小一時間ほど談笑。


その後もノートを通した交流は行われ、
私達は卒業して学校を出て行きました。

女の子も2~3年で卒業した事と思います。


あのノート、今も残ってるかなぁ・・・。
願わくば、古い雑記帳と共に残っていてくれると
うれしいんですけどね。
さらに、その後の後輩達が脈々と雑記帳を
受け継いでいってくれてると面白いんですが・・・・。

今はネット社会で、こういったアナログな文化は
段々すたれて行きそうですけど、良い想い出です。



さて、卒業目前の時期、当然進路の事も
考えないといけない時期でしたが、私はまったくノープラン(笑)

さてどうするか・・・?

勉強が嫌いで、家も裕福でないために、
あまり進学の事は考えてなかった覚えがありますね。


どうしようか、と思案するある日、当時よく読んでいたゲーム雑誌に
ひとつ求人広告を見つけたのです。

それはあこがれのゲーム会社の求人でした。


その時、電流走る(笑)


つづく


[ 2010/01/08 17:54 ] 回顧録 | TB(-) | CM(6)
No title
おー(^0^)懐かしい話だw
おぼろげながら今でも対面したときのこと覚えてるッスよぉ~。
おそらく当時携帯というものが存在したら間違いなく部長あたりはメアド交換してたでしょうにw
でもうちらは図書室という空間には場違いな集団だったねぇw
遠い目(--)
[ 2010/01/08 20:05 ] [ 編集 ]
Re: No title
■わんぺーくん
どうもです。

> おー(^0^)懐かしい話だw
> おぼろげながら今でも対面したときのこと覚えてるッスよぉ~。
> おそらく当時携帯というものが存在したら間違いなく部長あたりはメアド交換してたでしょうにw
> でもうちらは図書室という空間には場違いな集団だったねぇw

わんぺーくんも居たんだね。
そうだね~。携帯あったらまた違ってたんだろうね。

記憶だと、図書室っていつもあんまり人がいなかった気がするから
うちらが居ても大丈夫だったんじゃない?(笑)

[ 2010/01/10 21:47 ] [ 編集 ]
No title
僕の学校にはこういったノートはないですね
まぁ、「男子校」というのが多分に関係しているのでしょうが……

ちなみに、僕はさいたまに住んでいるのですが、地元の市立図書館にはありますよ。
名前は覚えてませんが、イラストとかメッセージとかで埋まってます
最近はアニメやラノベ関連のイラストなんかが増えてきていて、「あぁやっぱり2次元文化は着実に広まってるなぁ」なんて。

よくよく考えると、今はこのノートの機能をネットが果たしてる場合が多いんですよね
掲示板だったりSNSだったり。

そう考えると、時代は変わってもやってることはあまり変わらないのかな~と思います。
もちろんいろいろと悪質なことが起こってたりと、ノートの頃より問題は増えたのですが……

>あのノート、今も残ってるかなぁ・・・。
いつか母校訪問とかしてみてはいかがでしょう。OBとして。
そして、ぜひノートがあったかなどをこのブログにて(笑

ちなみに、僕の通ってた小学校はOBの訪問OKなのですが、知ってる先生方がほとんどいないので怖くてできません(笑

[ 2010/01/11 01:43 ] [ 編集 ]
No title
高校の時か。。。思い出したく無い・・・
今もですが女の人と話すのはかなりキツいです・・・


そういえば天門さんはCS-80V2にアップデートしましたか?
[ 2010/01/11 18:50 ] [ 編集 ]
高校時代ですか。
天門さんにそんな、高校オタク達と少女との物語のような、エピソードが
あったのですか。

僕には高校時代は、なーんにもなかったですね。僕は、
勉強が天門さんよりももっと嫌いで出来なくて、何か、ねえ。
高校のクラスに女の子、情報処理科のパソコンと簿記が
中心のクラスだったので、しかも、クラスに女子が二人だけだったので、
しかも、僕、高校、不登校とか(苦笑)してたし、暗黒の思春期ですね。

あ、でも中学1年生の時は、僕も天門さんのような少女達との楽しい想い出がありますが、
何か、僕が何故か?天啓のようなインスピレーションを、クラスの中で、
皆が見ているところで、表現してしまい、何故か?
少女達が感動してましたねえ。
楽しい想い出ですね。もう少し詳しく中学1年の時の想い出を書き込んでも良いのですが、ちょっと、好きな少女とのマニアックというか、
良い意味では、シンボリックな想い出があるのですが、
神秘的というか、深層心理学的というか、
うーんと、好きな少女が自分のセーラー服、
僕に着せようとしましたねえ。
今は懐かしい想い出ですね。あ、これ読んで不快な印象感じた方がいたら
ごめんなさいです。
こういうの芸術の世界では両性具有の美とか
いうらしいですね。
実際のところ、セーラー服は、着なかったです。
お断りしました。

中学3年の時は、まあ、クラスが荒れていたので、苛めがあり、
そんな中で、また違う恋をして、苛めの対象になってしまったのですが、切実に好きな少女の事想っていたら、
今度は逆に、僕の想いを好きな少女が天啓のようなインスピレーションで、強烈に感じたらしく、誤解、差別、偏見の渦中の
教室で、後ろから僕の事抱きしめてきましたねえ。
切実で切ない痛みの伴う、想い出ですね。
あ、これ読んで、しんみりしてしまう方がいたら
すみません。

これには、後日談があるのですが、
数年前、彼女宛に実家に手紙を送りまして、
その後、電話を彼女の実家にして、
彼女の電話番号聞こうとしたら「知らな~~い」と
母親が言ってましたねえ。
僕のベタな内容の手紙、彼女の母親が読んでしまっていたのですね。
中学生の時に僕を抱きしめた彼女は手紙、自宅に転送もされずに読んでいないのでしょうね。
今は笑い事ですみますが、数年前はショックでしたねえ。

何か、映画の物語の主人公のようには、現実は上手くは、
いきませんねえ。
皆さん、思春期、さまざまな想い出があるのですね。
「現実は小説よりも奇なり」という言葉がありましたっけ?
僕にとっては、「現実の少女はアニメ映画の中の少女よりも
複雑精妙で豊かなり」でしょうか?
あ、アニメ少女否定ではないですよ。
仮想には仮想の豊穣さがあると僕は思います。
新海さんのアニメなど本当に豊かですよね。
少年と少女の関係性が・・・・。切ないですね。
中学時代の想い出は僕にとっては痛みを伴いますね。
天門さんの想い出に触発されてしまいました。

かなり個人的な想い出を書いてしまいましたね。
長文ですみません。

では

[ 2010/01/11 23:43 ] [ 編集 ]
No title
■いわたかさん

どうもです。

>ちなみに、僕はさいたまに住んでいるのですが、地元の市立図書館にはありますよ。

市立図書館にあるんですか~。
図書館側が置いてる感じなんですかね。

>掲示板だったりSNSだったり。

今はそうですよね。お絵かき掲示板とかもありますしね。

>そう考えると、時代は変わってもやってることはあまり変わらないのかな~と思います。
>もちろんいろいろと悪質なことが起こってたりと、ノートの頃より問題は増えたのですが……

ノートは限定されたコミュニティですよね。
顔をつき合わす場合もあるだろうし。
身元を明かす事が前提になってるミクシィでも
いろいろ問題おこりますし・・・。

>いつか母校訪問とかしてみてはいかがでしょう。OBとして。
>そして、ぜひノートがあったかなどをこのブログにて(笑

私のその母校も、知ってる先生ってたぶんもうひとりも
いないと思いますね~。
チャンスは文化祭ですけど、図書室に入れるかどうか・・・。
ちょっと頭に入れておきます。


■シンクラビアさん

どうもです。

>高校の時か。。。思い出したく無い・・・
>今もですが女の人と話すのはかなりキツいです・・・

そうなんですか~。
私もどちらかというと女の子には奥手でしたけどね。
でも、いいことばかりじゃなかったけど
学生生活自体は楽しいものでした。

>そういえば天門さんはCS-80V2にアップデートしましたか?

バージョンUPされたんですね。
そういや機材まわりはぜんぜんチェックしてないなぁ(笑)


■tamagoさん

どうもです。

かなり強烈な想い出をされたのですね。

なんか「秒速5センチメートル」に通ずるものが
あるような気がします。

思春期には少なからずいろいろありますよね・・・。

>仮想には仮想の豊穣さがあると僕は思います。

確かに人によっては、創作、仮想であるからこそ
汚い部分を隠す意味がある、と考える方もいますし。

現実逃避ばかりではまずいでしょうけど、
創作物の世界は大切だと思いますね。

[ 2010/01/12 21:14 ] [ 編集 ]
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プロフィール

天門2009

Author:天門2009
1971年東京都生まれ。
本名:白川篤史
1990年PCゲーム会社
日本ファルコムに
サウンドとして入社。
12年を経て退社後、
minoriに籍を置きながら
新海誠監督の映像などの
アニメの音楽に従事。

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