ちょっと間が空いてしまいました。
実は先週末くらいから風邪をひいてしまいまして・・・。
蒸し暑いのが苦手なうえにパソコンの熱で
どうしようもないので冷房を入れることが
多くなってまもなく、ノドをやられまして。
クーラー病というやつですか。
まだ本調子ではないですが、だいぶ快復。
そして今日、とある打ち合わせに赴きました。
なかなか楽しみな企画が進行しています。
また時期が来ましたら発表しますね。
そうそう、久しぶりに「彼女と彼女の猫」を
観たんですけど、なつかしいですね。
発表したのが1999年。
今年でちょうど10年です。
早いものですね~。
ずっと携わっていたゲーム音楽の仕事には
すでに希望を持てなくて、なかば
やさぐれていた頃ですね(笑)
新海監督に音楽を頼まれ、ほんの2曲ほどでしたが、
新鮮な感覚と、モノクロで世界を描き切る
監督の才能に感嘆しました。
そして見事、DoGaのCGアニメコンテストの
グランプリを受賞して、新海さんが世に出た最初の
一歩となる作品になります。
ずいぶん観てなかったんですけど、
改めて観ると、なぜか緊張感を感じますね。
それは若い頃の音楽ゆえの恥ずかしさから来るのかも
知れませんけど(笑)
音楽作成のためのパソコンってCPUやらメモリやら喰いそう…プロフィールの写真を見るとMacなのでしょうか。私はファンレスタイプが好きなのですが、負荷がかかる作業をすると熱がひどいです。
「彼女と彼女の猫」。なんていうか個人製作の映像としてのすごさもあるんだけれども、新海さんの作家性に魅了された記憶が残っています。これ以降の作品につながるものをこの作品に感じました。新海さんの心動かす美麗で素敵な映像も、新海さんの作り出す雰囲気、世界観、ストーリーによって、今までにないアニメーションを作り出しているのだと思っています。
そして天門さんの素晴らしい音楽。本当に大好きで、響いてくるものがあるのです。
これ私の持論なのですが、
「いい映像(映像作家、監督)には必ず、いい音楽(作曲家、劇伴作家)がある」
例えば、アニメーション映画だと、宮崎駿と久石譲、押井守と川井憲次など、音楽と映像が調和、そしてそれ以上に観客に迫るものがあります。
それぞれが個としてたち、補完しあい、溶け合ってその世界を織りなすといった感じでしょうか。
天門さんと新海さんの相性は本当に抜群で、上記に挙げた偉大な先達以上かもしれません。
これからも素敵な音楽を生み出していってください。
生意気にも長文失礼いたしました。楽しみな企画があるとのことで期待してます。