そのキーボードマガジンの中に
「コード進行」についての特集がありまして、
曲として使用するポピュラーな進行が紹介されてました。
そこで、定番中の定番、古くは
「パッヘルベルのカノン」に代表されるような
定番コード進行を知ったんです。
C→G→Am→Em
ってやつですね。五度進行っていうのかな?
コード自体よく知らないので、
「ドミソの和音でC、ソシレの和音でG」とか、
基本的なことを調べつつ、
パソコンにその進行を打ち込んで行きました。
まだその時は、MMLではなくて、
「ミュージアム3」っていう音楽ソフトで
音符を五線譜に置いて行く感じでやっていました。
打ち込み終わっていざ走らせると
あら不思議、曲っぽく聴こえるじゃありませんか(笑)
また、コードのルート、そのコードを構成する
一番下の音をベースとして鳴らすと
かなりいい感じに聴こえたんですよね。
その時はなんていうか、すごく興奮してしまって、
何かブレイクスルーした感じでしたね。
(じゃあこれにメロディを乗せてみよう)
と、打ち込んだコード進行を繰り返し聴きながら
鼻歌を歌う感覚でメロを作って行きました。
コード進行は、まるで電車の線路を切り替えるように
途中で別なコードにすると曲の雰囲気が
変わってゆくので、それはたまらなく面白かった。
それ以降、寝食忘れて曲作りに
没頭する事になるのでした。
つづく
[ 2009/06/18 15:44 ]
回顧録 |
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CM(3)
コード進行ですか。音楽に疎い私はそういうのよくわかりませんが、ちょっと勉強してみようかしら。しょぼくてもいいから1曲作ってみたいです。納得できるものではなくていいから、自分で、自分が好きになれるような曲を。
天門さんの音楽の一つの契機、壁を乗り越えたのが作曲におけるコード進行だったのですね。何かに打ち込んでいたりすると、ある日、ある瞬間突然突き抜けるという感覚ってありますよね。
続きを楽しみに待ってます。