電奏楽団 天門ぶろぐ

アニメやゲームの曲を作っている天門の個人ブログです

C92情報

すっかりコミケ情報しか
書かないブログになってしまいました(笑)

さて、8/11からのコミックマーケットC92ですが、
「電奏楽団」は
初日11日金曜日東8ホール「ふ」30 a
です。

しかし、今回、新譜がありません。

旧譜のみになりますので、
なにとぞご了承ください。
過去に一回、新譜の無い事があったのですが、
ツイッターで告知しただけでは
カバーしきれず、新譜をお求めになる方が
けっこういらっしゃいました。
お知り合いでもし新譜を楽しみにしてらっしゃる方が
おられましたら、ぜひともお伝えください。


そして、当日、「秒速十周年記念本」
委託させていただく事になりました。
「秒速5センチメートル」からはや10年。
もう遠い昔のような感覚ですね。
有志に同人誌を制作していただいて、
とても嬉しいです。

新海さん、西村さんや、私のインタビュー、
「言の葉の庭」等の四宮さんや
「イヴの時間」「パトレイバーREBOOT」等の
吉浦監督のイラスト、
小説版「イブの時間」等の水市先生の寄稿、
などなどの豪華な内容になっております。

今回の私のブースでは、この同人誌が
一番の目玉ですね。

ぜひぜひよろしくお願いいたします。

年々、暑さが増して行っている気がします。
熱中症などにはくれぐれもご注意くださいませ。
[ 2017/08/06 23:40 ] コミケ | TB(-) | CM(-)

scenery in one's mind's eye

今年もこの季節がやってまいりました。

今回の電奏楽団の新譜は、
11年ぶりくらいとなる
みずさわゆうきさんとのコラボレーションです。

scenery in one's mind's eye


3曲のミニアルバムですが、
全編歌モノで、作詞もみずさわさんに
書いていただきました。

みずさわゆうきさんは、
かつて新海誠監督の「ほしのこえ」で
主題歌を歌っていただいた方で、
「電奏楽団」でも「悠久の老木」という
アルバムにも参加いただいておりました。

その後歌手活動を一時休止していましたが、
今回、久し振りに歌っていただく事になりました。


しかし今回は聞くも涙語るも涙。

歌録りまでは順調に進んでいたのですが、
直後に、14年ほどずっと音楽制作で使ってきた
MACが死んでしまいまして、
データが消失・・・。

仕事のための曲もデモまでは完成させてましたが
全部データが吹っ飛んで目の前が真っ暗に・・・。


人生終了だ、と嘆き悲しみました。


しかし、気を取り直して
なんとか最低限の機材を揃えようと、
通販で取り寄せる事に。

・・・配達の時間が指定できなかった為、
機材が届いたのは夜の9時。

そこからセッティングにかかり、
とりあえずは音が出るようになって
バンドルされているシーケンサーを
使ってみよう、と手続きをしてみると、

「すでに別のマシンで使われています」

(・・・?)

(何かがおかしい)

と思いながら、
キャンペーンは終わってしまったのかな、
なんて楽観しながら、
まずは音が出たので
本格的にセッティングするのは明日から、と思い
眠りにつきました。


翌日。
機材がウンともスンとも言いません。
USBが死んでるようですが、
ケーブルを替えてもダメだったので
本体が死んでるようです。

(・・・こいつはマズい。本当にマズい)


人生終了だ、と嘆き悲しみました。


不良品云々でやりとりする暇はもはや無く、
取り乱しながらまた機材を買いに行き、セッティング。
バンドルで付いているシーケンサーを
「お願いします!」と祈るようにアクティベーションさせます。
鼻血出しながら。

今度はちゃんと使えるようになりました。

あっという間にぶっ壊れた通販で取り寄せた機材に
ものすごい疑念を抱きながら、
やっと作業再開するも
CDプレスの締め切りまであと6日。

人生終了だ、と嘆き悲しみました。


・・・というわけで、
当初予定していたアレンジとは
違うものになってしまいましたが、
矢尽き刀折れ、血ヘドを吐き、涙にむせび泣きながら
この作品は出来上がりました(ウソ)


しかし仕事のデータも吹っ飛んだので
本当の地獄はこれからでしたけどね。ええ。

人生終了だ、と(略)



「scenery in one's mind's eye」
2016年12月31日(土曜日)
「コミックマーケットC91」にて頒布予定。
ブース: 西 る - 3 8 a
会場頒布価格予定:1000円

soundcloudによる試聴ページ


また、電奏楽団ホームページもご覧ください。
みずさわゆうきさんのコメントも掲載しています。

[ 2016/12/29 10:22 ] コミケ | TB(0) | CM(-)

C90情報

また夏がやって参りました。
すでにコミケ告知専用と化しているこのブログ(笑)

気を取り直してC90の情報です。

2016年8月14日(日)
ブース: 西3,4ホール  r - 3 6 b

新譜「ShortPieces」アルバム情報→「電奏楽団HP」
5曲入りミニアルバム
会場頒布価格予定:1000円

↓以下からご試聴が可能です。
全曲デモ試聴
(SOUNDCLOUDページ)

その他の旧譜
「MEMORY OF THE GREEN」
「電界の地図」
「THE EARTH SIMULATION」
「TS : NONUPLE NINE original soundtrack」
(いずれも頒布価格1500円)

また、NONUPLE NINEさんの
委託もさせていただく予定です。

地獄のような暑さが続くと思いますが、
くれぐれも体調を崩されぬよう、
コミケにお越しの方々お気をつけください!

[ 2016/08/05 14:13 ] コミケ | TB(0) | CM(-)

コミケC89 回想 その2

JOHNさんを見失ってしまいましたが、
途方に暮れる暇もなく、ある事実に気が付きました。

(この人の多さでブースに戻れない・・・)

いきおい出て来たのは良いものの、
渦のような人のカオスに
ふたたび飛び込む勇気もなく、
同じ東ながら、隣のホールにブースをかまえている
「ノナプルナイン」さんの元へ航路を変更。

途中で方向を間違えたりしながら
なんとかノナプルさんブースに到着。

しかし、主宰のpainfulchildさんの姿が見えません。


ここで持ち前の人見知りスキル発動。

見事に整然とディスプレイされたブースを
見届けると、自分の場所に戻る事に。

戻っても相変わらず列が出来ている状況は
変わらず、迂回しながら帰還すると、

私がなかなか帰って来ないので
お隣サークルさんにも心配される始末・・・。

ウチのサークルメンバーにもその間に
いろんな方がいらっしゃった事を聞いたのですが、
その中に、先程ノナプルナインブースにいなかった
painfulchildさんの姿もあったそうで、
見事に入れ違っていたようです。


その後も、次回サークル申込書を
買いに出かけたタイミングで
もう一度ノナプルブースに訪れるも、
painfulchildさんには会えず・・・。

すごすご帰ってくると、
また私の居ない間にpainfulchildさんがいらっしゃって、
ふたたび入れ違ってしまいました。

今日はもう会えない運命なのか・・・。

(painfulchildさん・・・(心の声))

そんなこんなでやがて良い時間になり、
お客さんの足も遠くなったので
そろそろ店じまい。

お互いに委託しあっていた事もあって、
この後の事を相談しようと
ノナプルブースに向かったのですが・・・。


二度ある事は三度ある法則を
発見した人はエライと思います。


というか、何も無く。

ノナプルブースが後片付けされた後で、綺麗に何も無く・・・。

(painfulchildさ~ん (心の声))


しかしながら、戻ってみると、
すっかり戦いを終えたpainfulchildさんとプログラマーの方が
私のサークルで待っていてくださり、
ほっと胸を撫で下ろします。


・・・という事で波乱万丈の(?)冬コミを後にしたのでした。


で、もうひとつ。
書こうかどうか迷ったのですが、不愉快な出来事がありまして。

こういうのもあるんだな、という事で書いておきます。

その日の終盤に差しかかろうか、という
頃合でしょうか。

「試聴させてもらっていいですか?」

という人が。

ぱっと見、50歳前半くらいに見える、小柄で
エヴァンゲリオンの碇ゲンドウの
コスプレをしている方。

しばらく試聴の後。

ゲンドウ 「音楽はプロとかですか?」

私 「はい。ゲームとかアニメとかを仕事にしてます」

ゲンドウ 「ゲーム音楽っぽいからそうだと思った」

私 「(ゲーム音楽畑なので)ああ、そうですね~」


ちょっと沈黙のあと、

ゲンドウ 「このヘッドフォンがあんまり良くないから
       本来の音じゃなかったかも知れませんね」

私 「そ、そうですか」


・・・なんかちょっと変な空気に。

ゲンドウはまだ何か言いたそうな表情で
沈黙していましたが、
その時ちょうど新譜をお買い求めの
お客さんがいらっしゃって、
そのタイミングでゲンドウはお隣さんブースへ。


お隣さんブースでも試聴をしていたようですが、
その後、何かぶつぶつしゃべっています。

お隣さんの売り子は女性二人。

あまり良く聞き取れはしませんでしたが、

「つまんないんだよね」

的な発言が耳に入って来ました。

我慢しながら対応している
売り子さん二人。

数分間、くどくどと言いたいこと言って
ゲンドウは去りました。

うーん。

そのお隣サークルさん、実はもうひとり
ちょっと威勢よさげなお兄さんがメンバーで
来ていたのですが、シマ中で手狭なゆえに
常駐せず、たまに帰って来る様子で、
その時はちょうどいなかったのです。

お兄さんがいれば、ゲンドウもぐちぐち
言わなかったであろう事と思います。

自分より弱い者には強く出る典型的クズ。

なんというか哀しくなりました。

思えば、手荷物は何も持っておらず、
はなから何も買うつもりはないのでしょう。

他のサークルにも
ひたすらケチをつけてまわっていたのだと思われます。


いい歳こいて、そんなのが生き甲斐、っていうのも
哀しい話で、さみしい余生を送るんだろうなぁ、という。

しょっぼい人生。


容姿はばっちり覚えたので
次、もし来たら塩まいて門前払い。


コミケは楽しかったですが、これだけが残念でしたね。

至極不愉快な出来事でしたが、
ああいう歳の取り方だけはしたくない、という
良い教訓にはなりました。

[ 2016/01/11 08:27 ] コミケ | TB(-) | CM(-)

コミケC89 回想 その1

もう遅いですけど、あけましておめでとうございます。

そして昨年末のコミケC89、改めてありがとうございました。



今年は東ホールに配置され、目の前には大きめな通路。

外に通じる出入り口にほど近く、
寒さが懸念されるなぁ、なんて思っていたのも束の間。

開場した直後から、通路右手から
次から次へと人が移動して来ます。
そして目の前を通り過ぎて外に出てゆきます。

けっこうな人数が流れて来ており、
30分くらいは途切れない様子だったので、
いったい何処へ向かっているのだろう?と
はてなマークだったのですが、それは
やがて来たる大混乱の兆しでした・・・。

人の流れも落ち着き、ちらほらと
買いに来ていただくお客さんもいらっしゃって
いつも通りだと思っていたんです。

しかし・・・。
突然、左手方向より、誇らしげに先頭を仕切る
コミケスタッフに導かれた一団が
足並み揃って現れたではありませんか。

そしてどこかのサークルの列としてあれよあれよという間に
伸びて行きます。

二つの列が目の前に出来たので、
一気に人の密度があがりました。

並んでいるのは若い女性がメイン。

なかには軽装で並んでいる方もいて
一体、何の列なのだろう、という感じでした。


そして辺りの人口密度は急激に上昇し、
列が消化しかかったと思った瞬間に
また左手より後続部隊がやってきます。

消化したと思ったつどにそれは続き、
一体、どんな大国が戦争をしているのやら。
音楽村の街道沿いの小さな商店たちは
目をぱちくりさせてひっそりと軍隊をやり過ごします。
(もはや軍隊)

開場直後に左手に流れて行った人々は
この列に並ぶためだった事を把握。


すると、右手から現れ来たるコミケスタッフ。

大声で

「こちらの通り抜けはできませ~ん!」


私のサークルから見て右側へは
列のせいなのか、混みすぎて通り抜けできない、
という状況。

大声でふれまわっているスタッフはたったひとり。
とどまることのない人の流れに
通用するはずもなく、
通り抜けできない大きなカオスに
多くの人が吸い込まれて行きます。


そしてそんな中、
長年海外に暮らしていて、なかなか
コミケ中心の私の自主制作CDを買う機会がなく、
今回ようやく万障繰り合わせて
私のブースに訪れていただいた方が
いらっしゃいました。

せっかくなので新譜の包装を開けて
サインをさせていただきます。

お名前は「JOHN」さん。

普通に日本語が流暢だったので
その名前を聞く前は日本の方だと
思っていましたが、違ったのかも知れませんね。

そしてJOHNさんが去った後、
こともあろうか
さきほどサインを書いた
新譜CDの「帯」をお渡しする事を
すっかり忘れていた事に気が付きました。

JOHNさんは背が高く、赤い服を着ていた事を
思い出し、彼が去った方向も把握していたのですが・・・。

そちらは先程のコミケスタッフが文字通り
孤軍奮闘で通り抜け不可を
叫んでいた方向・・・。

集中して目をこらすと、背の高いJOHNさんが
今まさに人の波に飲み込まれようとしています。

今ならまだ間に合う!

とばかりに私も躍り出ます。

本当に、
本当にその地点はカオスの極み。

思い切って人の波に飛び込んだのは
いいものの、もともとの列の並びに加え、
別な方角からどんどん人が流入。

鳴門海峡もかくや、という程の海流もとい
人流の交差ぶり。

そんな中でもかすかにJOHNさんの
後頭部はぎりぎり目視可能です。

(JOHNさん!JOHNさぁん!(心の声))

直線距離にして恐らくたかだか20~30メートル。

しかし行く手を阻む人の波は思った以上にすさまじく、
その数十秒後には
JOHNさんを見失ってしまいました・・・。

(JOHNさぁん!(心の声))

まさに生き別れ。今生の別れ。いとあわれなり(大袈裟)


つづく

[ 2016/01/09 18:09 ] コミケ | TB(0) | CM(-)
プロフィール

天門2009

Author:天門2009
1971年東京都生まれ。
本名:白川篤史
1990年PCゲーム会社
日本ファルコムに
サウンドとして入社。
12年を経て退社後、
minoriに籍を置きながら
新海誠監督の映像などの
アニメの音楽に従事。

FC2カウンター